ACでHSPでカサンドラなフリーランス女の日記

田舎の中小企業で雇われ社長をしていたら鬱になったためフリーランスに転向することにしました。

20歳の自分に出会えるとしたら

今日は父と電話で話したが、弱いつながりをいくつも作って、日々忙しく過ごしているようで、すごいなぁと思った。

 

私もこの田舎生活の中で、いくつかコミュニティを作ってはきたけど、どれも脱退して、結局一人でいるようになってしまった。

 

これがよくなかった。

 

過去の自分の写真フォルダを見たら、たくさんの友人たちが映っている。

月曜日にAさんと会っていたと思ったら、火曜日にはBさん。週末にはCさんとデートして、翌日にはDさんと飲みに行っている。といった調子。

 

この頃は、自分のメンタルを自分でコントロールしている感覚があったし、波瀾万丈な日々だったけれど、自分のライフラインは自分で作ると思っていた。それができていた。

 

東京を離れてからかなぁ。孤独になっていったのは。。

 

田舎の街で一人飲みすると、かなりの確率でハラスメントにあう。ひどいことをされるわけではないけど、ちょっとした言動に、無理解とか不寛容を感じ、一気に出不精になってしまったのだ。

本当に辛かった。

 

移住して4年が経つけど、いまだに孤独だなぁ。

 

父だっていまの街は住み慣れた場所でなく、移住者だったはずだが、しっかり溶け込んで羨ましい。

 

そんな孤独な日々だけれど、今日は習い事を始めようと、楽器店に飛び込んでみた。

憂鬱だけれど、こういう勇気が出るときは出る。

 

悔やんでいてもしょうがないから、今からできることをやろう。

出会いというのは母数だから、とにかく人に会って元気をもらおう。

飲み屋でハラスメントを受けるのは最悪だけど、中にはそうじゃない飲み屋もあるかもしれない。そう思って動くことを続けよう。

 

今の時間は全て、自分の心がウキウキすることのために投資しよう。

 

いままで無視してきたのだから。

 

今日は夫と、ディズニープラスで「私ときどきレッサーパンダ」という傑作を観た。

 

母娘の確執、一族のしがらみと、友情の話。

母娘のエピソードに共感しつつ、いい友達を持っているメイメイを羨みながら観た。

 

わたしにもそんな友人ができるかしら?

切ったり切られたり、引っ越したりして孤独になってしまったけど。

「大人になったら友人はできない」

「飲み屋では必ず嫌な思いをする」

こういうブレインロック(だっけ?)みたいなものを取り外していきたい。違う経験で塗り替えていきたい。

新しいことをして、心の栄養を第一に考えて、誰にも左右されないで、自分らしくいたい。

 

自分らしさというのも、大人になるにつれて年々変わっているはずで、そういう自分をもっと自分で認識してやりたい。

 

たとえば今日飛び込んだ楽器屋は和楽器専門なのだが、20代前半の頃にはそんな渋い楽器なんてまったく興味なかった。

でも当時好きだったNirvanaBlink182Zebraheadが音楽の全てじゃないし、渋い楽器や民謡やらを好きになれた自分って渋くて大人でカッコいい。

 

若い頃は酒を飲んで踊るのが大好きで、そんな自分をクールだと思ってたけど、田舎をドライブして、静かな温泉でととのって、純文学とか読んでる今の自分だって孤独で最高にカッコいい。

 

昔よりお金があって、全然興味なかった筋トレを始めて、もう半年近く続いてるなんて20歳の自分は笑うだろうし、それを言うなら鬱も待ってるとはいえ、あんたは全然知らん人の会社を継いで社長になるんだよ?と言ってやりたい。

ぶったまげるに違いない。

 

昔好きだったことからやむを得ず離れてるのか、違う好きを見つけたのか、それは自分の中で答えを出さなきゃいけない。

 

でもそのうえで、新しい「好き」に触れられてるなら、昔やってたことをやらなくなっても不安に思う必要はない。

 

文字にしてみたら今の自分だって十分クールだし、自分なら自分と友達になりたいレベル。だって魅力的だもん。

 

書いてたら元気でた。

よかった寝よう。