ACでHSPでカサンドラなフリーランス女の日記

田舎の中小企業で雇われ社長をしていたら鬱になったためフリーランスに転向することにしました。

父ってどんな人なのか

母と一緒に実家に帰ってきた。

本州から海を渡る電車に乗ると、聞き慣れた方言に満ちていてすごくほっとする。

関西に入るだけでも、イントネーションが変わって安心するけれど。

 

昨日は母と買い物や墓参りに行ってきた。

 

しかし墓へ行く道中で、昔の父の話を聞いてまたもショックを受けてしまった。

 

父は母の家に婿入りをしたが、相続税対策だといって、祖父母の土地の名義を自分のものに変更していっていたそうだ。

 

相続税対策というより、それって…。

 

父は婿に入ると同時に母の祖父母と養子縁組をしていたし、実際離婚しなければ父のものになっていくはずだっただろう。

 

しかし2人は離婚してしまって、無駄に分筆された土地が残った。

 

分筆してできた地図上の線を消すにはお金がかかるそう。私はそんなことも知らなかった。

 

色々あって、今実家は大変で、そのときの父の行動が今の母を困らせているらしい。

 

私はその話を聞くこと自体も、それを怒りをもって話す母を見ることも辛くて、思わずワッと泣いてしまった。

 

お金で苦労した父は、資産のある婿入りができてほっとしたんだろうか。どうやって自分の資産を増やすか必死だったんだろうか。

そんな話は父は私にしなかったし、問い詰めたとしたら正当化して話すに違いない。

 

真実を知ることも怖いし、父と母がいまだに憎しみ合っていて、その感情を私にぶつけてくると、もう35歳になるのに、子供の自分が引き裂かれるような気がする。

肉体が、魂が、引き裂かれて自分が消えてしまうような感覚になる。

 

産みの親同士が私を引っ張って、2つに分かれてしまうような。

 

この感覚って理解しづらいと思う。

人に話せばつらいね、とは言ってもらえそうだけど。

ほかで感じたことのない感覚だ。

 

そこから調子を崩してしまい、母にも謝られた。

 

父母方両方の墓参りに行ったけど、感謝の気持ちは持てなかった。

 

夜になって猛烈にお腹の調子が悪くなり、40分くらいトイレで苦しんだ。出てしまえば楽になったけど、激痛で救急車を呼びたくなるくらい辛かった。

すぐに調子が悪くなる自分の体に余計に参ってしまい、そのことでも泣いてしまった。

 

 

今朝起きても父のことや体調のことで気持ちが楽にならなくて、ずーっとしくしく泣いていた。

 

結構マタニティブルーというか妊娠うつのような感じに近いかもしれない、、

 

なんていうか自分のルーツ関連でへこむのは本当に影響が大きく、生きる気力がごっそり持っていかれる。

今朝は死んでしまいたいと思っていた。

 

こんなに落ち込むと子供にも影響が出るんじゃないかとか。

母親というアイデンティティがまだないので母親失格とは思わないけど、未来の日本に存在する人に迷惑をかけているという申し訳なさがある。

 

すべて私のせいじゃないけど、どうしてこう次々とさまざまな痛みとか苦しみを抱えないといけないのかな。