創業社長と話してきた。じつに一ヶ月ぶり。
こんなに長く連絡取らないことって今まであまりなかったなぁ。
でも相対して話し始めると阿吽の呼吸というか…。
感情的になることもなく、良好に現状を伝えることができた。
退職金も納得できる額を提示してくれた。
(これが一番ほっとしたかも。。)
でも、実際にこうして話が進んでしまうと、いきなり感情が出てきて、とても寂しい気持ちになった。
10年近く一緒に働いてきた。何も持ってない自分を拾って、ここまで育ててくれた。
ケンカのような状態になっていた時ですら、これまでの感謝は持っていたつもりだけど、こうして話が落ち着くと、やっぱり感謝の気持ちが出てくる。
ただ仕事のスキルを与えてくれただけじゃない。
私を「人」にしてくれた人だ。
それまで自分は何でもなかった。胎児くらいのスペックだった。
そこに生きるための知恵とか、仕事人としてのマインドセットとか、たくさんの知識を注ぎ込んでくれて、ひとかどの人間にしてくれた。
今日は、「本当にここを去るんだ」という気持ちとともに、そういう、寂しいとかの感情が湧いてきた日だった。
これはゆっくりと噛み締めて、この大きな別れを無駄にしないように、新たに成長しなくちゃと思わせてくれた。。
今日、社長と話していて思ったけど、自分が自分の性格じゃなければ、全然続けられていたんだよ。
お金もよくて、事業自体が軌道に乗っていて…。
でも自分の心が先に音を上げてしまった。ムリだと発していた。
それはいろんなストレスのせいでもあるけど、一番は仕事にだいぶ前から飽きていたということかなと思う。
だから、今のスキルで、同業界で転職しようと思えば結構いけると思う。でも、昨日も書いたけど、もうやりたくない…。。
社長との話で、これって贅沢な悩みだよねーと話したけど、帰宅してよく考えたら、自分はそれで鬱にまでなったのだから、もう実際できないわけで。それならば贅沢な悩みではないのでは?!
とも思う。
自分は過剰に、仕事にやりがいを見出したいタイプなんだろう。
内部で起きる「できた!よっしゃ!」ていう感覚とか、外因的な褒められるとか給料上がるとか、そういうの含めて、仕事にやりがいとか、やれる感がとっても欲しいタイプ。
仕事をこなす、いなす、ってことができれば、鬱にまでならなかった。
でも自分は常に成長とか、スリルを求めてる人間なのかな…。。
やっぱり今はもう、見えてる道をまっすぐ進むしかない。それしかないんだから。
一生懸命やってダメだったとしたら、それはその時、また別の地平が見えるんだ。それは必ずそう。
一生懸命やってダメだったら絶対に諦めがつく。
変な話だけど、メンタルが無理になったら体がきちんと鬱のサインを出してくれたように、いけるって思ってる間は体が動いてくれると思う。
辛いけど、やってくしかない…。。
だし、自分にはできるような気もしている。
こんな根拠のない自信、昔は全くなかった…。
こうして自信が持てるのも、社長に育ててもらったからなんだ。。
寂しくて悲しくて仕方ないけど、徒歩10分の場所に住んでるわけだし、いつでも会おうと思えば会える。大丈夫だよ。。。大丈夫。